大気環境調査
最終更新日:2024年12月9日
有害大気汚染物質モニタリング調査
有害大気汚染物質とは
有害大気汚染物質は、大気汚染防止法では「継続的に摂取される場合には健康を損なうおそれがある物質で大気の汚染の原因となるもの」と定義されています。
具体的な物質名については、環境大臣の諮問機関である中央環境審議会が248物質を選定しており、その中でも健康リスクがある程度高いと考えられる物質として、次の23物質が「優先取組物質」に選定されています。
物質名 | |
---|---|
アクリロニトリル |
アセトアルデヒド |
塩化ビニルモノマー |
塩化メチル |
クロム及び三価クロム化合物 |
六価クロム化合物 |
クロロホルム |
1,2-ジクロロエタン |
酸化エチレン |
ジクロロメタン |
水銀及びその化合物 |
ダイオキシン類 |
テトラクロロエチレン |
トリクロロエチレン |
トルエン |
ニッケル化合物 |
ヒ素及びその化合物 |
1,3-ブタジエン |
ベリリウム及びその化合物 |
ベンゼン |
ベンゾ[a]ピレン |
ホルムアルデヒド |
マンガン及びその化合物 |
新潟市では、この優先取組物質について、毎月市内4地点でモニタリング調査を行っています。(ダイオキシン類は除く。)
調査用の装置 (ハイボリウムエアサンプラ)
今年度及び過年度の結果速報値はこちらからご覧いただけます。(速報値は今後修正されることがあります。)
令和6年度 有害大気汚染物質モニタリング調査結果速報(PDF:58KB)
令和5年度 有害大気汚染物質モニタリング調査結果速報(PDF:86KB)
確定後の有害大気汚染物質のモニタリング調査結果については「新潟市の環境(データ集)」でご覧いただけます。
ダイオキシン類の調査結果についてはこちらでもご覧いただけます。
酸性雨モニタリング調査
新潟市では、大山測定局(東区大山)、衛生環境研究所(西区小新)の2ヶ所に設置された降水自動捕集装置で雨水を採取し、pH、導電率、各種イオン成分などを測定していましたが、平成28年度末に大山測定局、平成29年度10月末に衛生環境研究所の調査を中止しました。なお、本市内においては環境省による調査が西蒲区巻において実施されております。そちらもご参照ください(以下のサイトにおける「新潟巻」)。
(参照)【環境省HP】越境大気汚染・酸性雨対策調査(外部サイト)
降水自動捕集装置
平成29年度以前の酸性雨モニタリング調査の結果については「新潟市の環境(データ集)」でご覧いただけます。
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