最終更新日:2025年1月23日

 夏になると蚊に悩まされていませんか?蚊は刺されると発赤や丘疹が起こって痒くなる迷惑な害虫というだけでなく、
感染症を媒介します。特に、私たちの身近に生息しているヒトスジシマカやイエカ類(アカイエカ等)は、デング熱や
ジカ熱、日本脳炎など多くの感染症を媒介します。
 私たちの住む地域に感染症を発生させないためにも、身の回りにある蚊の発生源を減らし、蚊に刺されない環境づく
りをしましょう。

相談が多く寄せられる蚊

ヒトスジシマカ(ヤブカ類)

  • 胸背の中央に白色の1本の縦線があり、脚は黒地に白帯が縞状についています。
  • 昼間に活動し、吸血源を待ち伏せして吸血します。
  • 幼虫(ボウフラ)は、雨水桝や水がたまったままのプラスチック容器、墓地の花立、古タイヤ等小さな水たまりに発生します。
  • 活動範囲は発生源から50~100m位です。

アカイエカ(イエカ類)

  • 腹部が淡赤褐色で、日本全土に分布しています。
  • 主に夜間に活動し、屋内に侵入してきて吸血します。
  • 雨水桝、側溝、流れのない排水路、防火用水等から発生します。
  • 活動範囲が広く、発生源が見つけにくいです。
  • 吸血源を求めて、数百m~数km飛んできます。

蚊対策の基本

幼虫対策 ~蚊を減らすためのポイント~

 蚊を減らすためには、水中に生息する幼虫(ボウフラ)を駆除することが最も有効です。
 相談の多いヒトスジシマカは、活動範囲が狭く、身の回りの小さな水たまりから発生します。(流れのある水域からは
発生しません)自宅周辺の発生源となるたまり水がないか点検し、蚊の発生を防止しましょう。

対策ポイント

  • たまり水をなくしましょう。
  • 水たまりの原因となる物を片付けましょう。
  • 週1回の清掃や水の交換をおこないましょう。

これらの対策は、建物の種類・用途・場所にかかわらず、蚊の発生防止に有効な対策です。

成虫対策 ~蚊に刺されないためのポイント~

 蚊の成虫は、藪や草むらなど日陰で湿った風通しの悪いところに生息しています。
 屋外で活動する際には、蚊に刺されないための対策が必要です。

対策ポイント

  • 肌の露出を避けましょう。(屋外では、長そでシャツ、長ズボン等を着用し、肌の露出をしないようにしましょう)
  • 虫よけ剤を正しく使いましょう。(各種形状の製品がありますが、使用上の注意をよく確認して使用しましょう)
  • 藪、草むらをなくしましょう。(草刈りをして風通し・日当りをよくし、蚊の潜み場所を無くしましょう)
  • 蚊を家に入れないようにしましょう。(網戸を設置したり、ドアの開閉を少なくし、蚊の侵入を防止しましょう)

               

蚊駆除啓発パンフレット

ヒトスジシマカの生態、発生源、駆除方法などについて紹介しています。

蚊の発生源及び薬剤散布による駆除対策を紹介しています。

蚊が媒介する感染症

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このページの作成担当

保健衛生部 保健所環境衛生課

〒950-0914 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号(新潟市総合保健医療センター3階)
墓地・斎場に関すること 電話:025-212-8263
環境衛生営業に関すること 電話:025-212-8266
衛生害虫に関すること 電話:025-212-8269
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