第337号（令和3年4月18日）1ページ目
最終更新日：2021年4月18日
早期発見・早期治療が重要
行こう！健康診断 毎年、健診（検診）を受けていますか？
問い合わせ 健康福祉課健康増進係（電話：0256-72-8380）
４０歳以上の健診（検診）対象者（令和3年1月末現在）に｢受診券と案内冊子“検診いっ得？”｣を送付しました
※令和3年2月から4月下旬に新潟市国民健康保険に加入された方は、5月に発送予定です
まずは、届いた封筒を開けて、｢受診券｣と｢検診いっ得？｣の内容を確認してください。「検診いっ得？」には、日程や受診の際の注意事項などが記載されています。
昨年と変わっている点もありますので、よく確認してください。
健康保険証によって受診券が異なります
健康保険証が変わった場合は受診券も変更が必要です。詳しくは問い合わせてください。
※ただし、新潟市国民健康保険から新潟県高齢者医療制度に変わった場合は、そのまま使えます
ご注意ください 受診券が届いても、受けられない人もいます
新潟市国民健康保険･新潟県後期高齢者医療制度以外の健康保険証の人で受診券が届いた人でも、対象外のため新潟市のがん検診が受けられない人もいます。
受診券の記載内容を確認してください。
「にしかん健康だより」を全戸配布しました
令和3年度の特定健診・各種がん検診、各種教室や相談会など、健康づくりに役立つ情報をお知らせする「にしかん健康だより」を4月1日に自治会回覧で配布しました。区役所健康福祉課、巻地域保健福祉センター、各出張所の窓口にも設置しています。
西蒲区の脳血管疾患(脳卒中)で亡くなる人の割合は、全国平均の約1.5倍！
脳血管疾患にならないためには、血管を詰まらせたり、傷つきやすくする動脈硬化を防ぐことが重要です。
動脈硬化かどうかは、自身の「血圧」「血糖」「脂質(中性脂肪･コレステロール)」を知ることが必要です。
西蒲区 若年者のための３０代セルフケア健診の結果
若いうちから自分の健康状態に関心を持ち、生活習慣を振り返ってもらうきっかけとして、平成30年度から令和2年度の3年間で、西蒲区にお住いのおおむね30代後半の希望者を対象に、セルフケア健診（自宅での血液検査）を行いました。
HbA1c（過去１か月から2か月の血糖値の平均）、LDLコレステロール（悪玉コレステロール）ともに、約3割の人が基準値よりも高い結果でした。朝食の欠食や、主食・主菜・副菜のバランスが悪かったり、チョコレートやクッキーなどの高脂質・高エネルギーの間食が習慣になっている人も見受けられ、これらがHbA1cやLDLコレステロールが高値となった要因と思われます。
このまま高値が続くと動脈硬化を起こし、近い将来、高血圧症や糖尿病など生活習慣病を招く恐れがあります。若いうちから自分の検査数値を確認して、動脈硬化を防いでいきましょう。
早く気づけば、ちょっとの工夫で正常値に あなたも健診(検診)デビュー！40歳から受けられる！
胃･大腸･乳がん検診が無料で受けられるのは、70歳未満では40歳だけ！
40代になると、がんなどの生活習慣病で治療する人が、一気に増えてきます。とくに、男性の増加は顕著です。心筋梗塞、脳梗塞など、倒れる時は突然です。あなたの、血圧・血糖・脂質の数値はいくつか知っていますか？
ぜひ、このお得な機会を逃さず、健診（検診）を受けてください。
コロナ禍だからこそかかりつけ医を
いざという時に診てもらえる「かかりつけ医」はいますか。いない人は「特定健康診査」や｢がん検診｣をきっかけにして、普段のあなたを知る「かかりつけ医」を作りましょう。
「感染が心配で、健診（検診）に行きづらい…」
そんな声も聞こえますが、医療機関や検診会場では消毒や換気を行い、ソーシャルディスタンスを保つなど、しっかりと感染予防対策をとっています。
コロナ禍でも、健診（検診）や持病の治療、お子さんの予防接種など、健康管理は重要です。むしろ、コロナ禍だからこそ、健診（検診）や受診で自分の身体を知ることが健康維持につながります。心配なことがあれば、まずはかかりつけ医に相談しましょう。
４０歳以外の人も、年に1回の健診を受けて、血圧・血糖・脂質などの数値を確認し、血管の若返りをめざして、健康寿命を延ばしましょう！
西蒲区データ
人口 55,532人（−108） 世帯数 20,715世帯（+42） 男 26,927人（−42） 女 28,605人（−66）
※3月末現在の住民基本台帳。カッコは前月末比
