市報にいがた 令和3年10月17日 2753号 4面
最終更新日:2021年10月17日
中原八一市長が行く 八区魅力発見(13) ~東区編~
近距離で地域の魅力を再発見する「マイクロツーリズム」が注目を集めています。今回は東区を訪れました。
今回の見どころは?
北国街道沿いにある藤戸神社と大形神社です。新潟シティガイドの八木洋(ひろし)さんによると「鎌倉時代に築かれた藤戸神社には、源義経(みなもとのよしつね)一行にまつわる伝説があります」とのこと。大形神社では禰宜(ねぎ)の寺山仁文(まさふみ)さんから「当神社は平安時代に創立され、1,200年以上の歴史があります」とお聞きしました。
藤戸神社。鎌倉時代の武将・佐々木盛綱が凱旋(がいせん)途中に戦勝を祝って築いたと伝えられている
大形神社。かつては海水が満ちると周辺の低地が大きな潟のようになったことからこの名が付き、地区名の由来にもなっている
ほかにもお薦めはありますか?
住宅地の中に松林やジュンサイなどの自然が残り、さまざまな動物が生息するじゅんさい池公園です。寺山さんによると「池には龍神様(りゅうじんさま)がすんでいるという言い伝えがあり、池の端の上道(かみみち)神社に祭られています」とのこと。池の周りには全長約1.7キロメートルの遊歩道が整備されており、散歩やウオーキングで多くの方々が訪れます。
じゅんさい池。左から大形神社禰宜寺山仁文さん、中原市長、新潟シティガイド八木洋さん
※撮影時のみマスクを外しています
東区の魅力は?
東区は日本最古の城柵「渟足柵(ぬたりのき)」があったと考えられているほか、牡丹山諏訪(ぼたんやますわ)神社古墳で円筒埴輪(はにわ)の破片や鉄製のよろいの破片が発見されるなど、歴史を感じることができます。ぜひ東区の魅力を探しに足を運んでみてください。
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