古い低圧進相コンデンサからの火災に注意(新潟市消防局)
最終更新日:2021年9月1日
低圧進相コンデンサからの火災とは
低圧進相コンデンサは、200Vの業務用冷蔵庫やモーターを使用する電気機器の力率を改善し、電力を効率よく使用するための機器として、店舗や作業場、事業所などで使用されています。
昭和50年(1975年)以前に製造された低圧進相コンデンサは、保安装置が内蔵されていません。経年劣化による火災の危険性がありますので、早急にお取り換えください。製造年はコンデンサ正面に貼られた銘板をご確認ください。
新潟市の火災事例
平成24年以降、低圧進相コンデンサから出火する火災が7件発生しています。また、これらは特に夏の時期にかけて発生が集中しています。
- ポンプ場に取り付けられた低圧進相コンデンサから出火(平成24年7月)
- 作業場に取り付けられた低圧進相コンデンサから出火(平成24年8月、平成25年8月、平成27年5月、平成28年5月、平成28年7月)
- 商店に取り付けられた低圧進相コンデンサから出火(平成27年5月)
飯ごうのような形をしています
内部の素子が焼けています
低圧進相コンデンサ注意喚起リーフレットや問い合わせ先が掲載されています。
低圧進相コンデンサ注意喚起リーフレット(PDF:166KB)
新潟市消防局作成
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