橋りょうの維持管理についての取り組み

最終更新日:2024年6月11日

橋りょうの維持管理についての取り組みにおける背景と目的

 新潟市では約4,000橋の橋りょうを管理しています。それらの多くは高度経済成長期に建設されており、建設後50年以上経過する橋りょう数は、現在約3割、20年後には、7割以上となる見込みです。
 近い将来、これらの橋りょうに対する大規模修繕や架け替えが必要となった場合、非常に大きな財政負担が必要となります。
 このため新潟市では、アセットマネジメントの考え方を取り入れた計画的・効率的な維持管理のための計画づくりに取り組んでおり、橋りょうの長寿命化、更新時期の平準化や総管理費用の縮減に取り組み、道路ネットワークの安全性・信頼性確保に努めています。

建設後50年以上の橋りょうの増加予想(グラフ)

新潟市橋梁長寿命化修繕計画

 平成22年度に、道路ネットワークの安全性・信頼性の確保を最優先とし、同時に修繕や架け替え費用の縮減と必要予算の平準化を図ることを目的とした、橋梁長寿命化修繕計画を策定しました。
 平成29年度には、より戦略的でメリハリのある維持管理の推進を図るため、「新潟市橋梁長寿命化修繕計画(第2版)」を策定しました。
 令和3年度には、より効果的な計画となるよう「新潟市橋梁長寿命化修繕計画(第3版)」を策定しました。
 なお、見直しにあたっては、学識経験者等から構成される「新潟市橋梁アセットマネジメント検討委員会」において、検討を行いました。

橋梁点検の実施状況

 平成25年度の道路法改正に伴い、橋長2m以上の橋梁の近接目視点検が義務化されました。
 点検により、橋梁の状態を把握し、健全性の診断を以下の判定区分により行い、長寿命化修繕計画に反映させます。

判定区分

主な工事の紹介

橋の異常にお気づきの場合

新潟市の橋の異常にお気づきの場合には、ご連絡をお願いします。

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