13 学校のプールについて

最終更新日:2024年5月20日

受付日:令和5年9月 年齢:―

ご意見・ご提案

 最近は、教師が学校のプールの水を一週間ほど出しっぱなしにして、その代金を払わされたりするということが起きているようです。その金額も相当なもので、200万円近い損害が出たということでした。実際に支払った金額は別のようですが。
 ここから導き出されることは、「もうプールなんてなくしたほうが良いのではないか?」ということです。今まで税金でやってきたので、特になにも考えていなかったことですが、とんでもない金額を使ってきたのだな、と明かになったわけです。
 たとえば、プールを今後使用しないとすると、学校の数×数百万円という金額を節約できることになるのではないか。
 今の時代、プールで泳ぎたいなら、ご自分の家庭でプール教室にでも通えば良いのではないか。高校などは、水泳部の成績次第では使用可能、ということにすれば、頑張るのではないでしょうか。そもそも高校からは水泳の授業があるのか知りませんが、信濃川で泳いだって良いですし、日本海まで出ても良いと思います。
 それが面倒というのであれば、なおさら学校で水泳なんてしないほうが良いのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

回答

 水泳に関する学習は、文部科学省が定めている学習指導要領にある体育学習の領域の一つで、すべての学校の教育課程(カリキュラム)に位置づけられているものです。小学校低学年期から「水遊び」として、水に慣れ親しむ学習を行うこととなっています。「万が一の時でも自分の命を守る」という観点からも、水泳授業は全員が受けるべき大切な学習内容だと考えています。
 しかし、学校のプールを維持するには巨額の費用が掛かるのも事実です。満水になった後からもオーバーフローさせるために大量の水を使いますし、水質保持のための薬品にもお金が掛かっているのが現状です。
 これらの点を考えると、費用を抑えることも重要な視点であると思います。現在、近くの民間や市のプールを利用する方が安価となる場合は、校外のプールで授業を行っている学校もあります。
 今後も、健全な財政運営に努めながら、子どもたちが効果的に水泳授業に取り組めるように検討を続けてまいります。

回答日:令和5年9月
担当課:学校支援課

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