市報にいがた 令和3年12月5日 2756号 4面
最終更新日:2021年12月5日
みんなで力を合わせ 冬を乗り越えよう 除排雪作業に協力をお願いします
問い合わせ 土木総務課(電話:025-226-3017)
除雪計画について…区役所建設課
※別冊情報ひろば2面に関連記事を掲載。本号の区役所だよりに各区の除雪計画路線図などを掲載
除雪体制
排雪の新基準などを決定
今年1月の大雪を受け、有識者や関係団体などから広く意見を集めるため、「新潟市除雪体制等検証会議」を設置しました。同会議で検討された除雪の改善策を取りまとめた提言書を基に、除雪体制の見直しを行いました。
主な取り組み
- 優先順位に沿った除排雪の実施
- 雪捨て場を増設し、効率的に運用
- 関係団体との応援体制の拡充
- 市民への情報発信体制の強化
同会議からの提言書を中原市長(写真右)が受け取る
道路除雪計画
新潟市では冬期の安全な道路交通確保のために、除雪路線や出動基準などを定めた「道路除雪計画」を毎年策定しています。この計画に基づき、事業者に協力してもらい除雪作業をします。
道路の利用状況や除雪車の大きさなどに応じて除雪する路線をあらかじめ定めています(図は一例)
除雪本部を設置
国や関係機関と連携しながら道路除雪を行います。
限られた時間で除雪作業を行うため、皆さんの協力をお願いします。
降雪期のバス運行
降雪期の路線バスの運行確保のため、新潟市と新潟交通株式会社との連携により非常時運行体制を実施する場合があります。
これは、豪雪時に道幅が狭くなるなど、安全・確実な運行体制が取れないときに近くの幹線道路に迂回(うかい)して運行するものです。
対象路線は同社ホームページで確認するか問い合わせてください。
問い合わせ 新潟交通バスセンター案内所(電話:025-246-6333)
出動基準と除雪方法
出動基準
車道除雪は積雪量が10センチメートル以上、歩道は20センチメートル以上になったときに出動します。 ※交通量の多い一部の幹線道路は積雪量5センチメートル以上で出動
また、風雪や地吹雪で吹きだまりが発生したときにも出動します。
除雪方法
新潟市では、雪を道路の両脇に寄せる「かき分け除雪」が基本です。
これは、渋滞や一般車との事故を避け、夜間の限られた時間で多くの距離を除雪する必要があるためです。
市民の皆さんへのお願い
- 除雪車が通過した後は玄関先に雪が残り、出入り口をふさぐことがあります。自宅前などの除雪への協力をお願いします。
- 生活道路の除雪は「1車線確保」が原則です。車は譲り合って走行してください。
道路除雪PRパンフレットの活用を
新潟市の道路除雪や冬期に役立つ情報についてまとめた「にいがた『ゆきみち』ガイド」を順次各世帯に配布しています。雪への備えをお願いします。
※新潟市ホームページにも掲載。区役所建設課でも配布
問い合わせ 土木総務課
みんなで大雪に備えましょう
大雪のときは道路除雪が遅れる場合があります。皆さんの理解と協力をお願いします。
大雪は災害
近年、新潟市での雪の降り方は極端化しており、短時間で集中的に降る傾向があります。
今年1月には、わずか10日間で150センチメートルも積もり、災害級の大雪となりました。
新潟市では、平成23年度・平成29年度、令和2年度に災害級の大雪が発生
大雪時には、降雪による交通渋滞の発生、公共交通の運休、歩行の危険、ライフラインの寸断など、市民生活にさまざまな影響が出ることが予想されます。
大雪時には外出を控え、命を守る行動をしましょう。
車道を歩く人たち
大雪に備える大切なポイント
- 日頃から雪や天気などの最新情報を入手する
※別冊情報ひろば2面に入手手段などを掲載 - 各世帯に順次配布される大雪時の大切なお知らせ「大雪は災害!」を確認する※新潟市ホームページにも掲載。区役所建設課でも配布
- 日頃から備蓄品などをそろえておく
- 降雪時は時間に余裕を持った行動をする
- 大雪時には外出を控える
- 車で外出するときは万全の準備をする(タイヤチェーン、スコップ、スノーブラシ、毛布、懐中電灯、食料や飲料など)
- 災害情報などの入手のため、新潟市防災メールに登録、または「新潟市LINE(ライン)公式アカウント」を友だち登録する
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