職員の不祥事を受け訓示を行いました(2020年10月12日)
最終更新日:2020年10月12日
10月7日、本市職員1名が官製談合に関わった疑いで逮捕されたことを受け、綱紀粛正と再発防止の徹底を求め、職員に対し訓示を行いました。
何よりも、このような事態を発生させてしまい、市民の皆さまに多大なるご心配やご迷惑をおかけしたことに、深くお詫びを申し上げます。
市役所の業務は市民の皆様からの信頼の上に成り立っています。今回の事案により、市役所が危機的な状況に立たされているということを全職員が強く認識し、徹底した原因究明と、更なる再発防止を講じてまいります。
事件を踏まえ、これまでの取組みに不備はないのか、今一度、有効な方策を検討していく必要がありますので、私から3点について指示をしました。
1点目は、再発防止に向けた対策です。事件の原因を徹底的に究明し、再発防止策を確実に講じていくため庁内に「調査チーム」を結成し対応にあたります。
2点目は、不正の温床をつくらない環境づくりです。全職員に対し、自らの行動を厳しく律するよう促すとともに、不正が起こりにくい対策や、風通しのよい職場づくりに配慮します。
3点目は、公務員に求められる高い倫理観や誇りを持ちながら、公平公正に業務を遂行するため、今一度、組織全体、職員一人ひとりにコンプライアンス意識を浸透させるよう指導・徹底いたします。
市職員としての自覚を強く持ち、より一層公務員倫理の意識を向上させ、職務にしっかりと取り組むことこそが信頼回復への第一歩であると考え、市役所一丸となり取り組んでまいります。
新潟市長 中原 八一
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