市長就任2期1年を経過しての所感(2023年11月30日)

最終更新日:2023年11月30日

 令和5年5月8日より、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザと同じ5類に移行され、「平穏な日常」を取り戻していくうえで大きな節目を迎えました。

 市長に就任してから、この11月で2期1年、5年が経過しました。これまで多くの市民の皆さまの声をお聴きしてきた中で、新潟の活力向上、暮らしのさらなる充実を、多くの方々が望んでいることを実感しました。令和5年度はそうした声を反映し、「活力向上」「子ども・子育て」「特色を活かした区づくり」を柱に施策を推進してきました。

 にいがた2km・都心のまちづくりについては、新潟駅の在来線高架化工事が完了し、一つの大きな段階を終えました。今年3月には駅直下バスターミナルの歩道部分の供用を開始し、多くの皆さまに利便性を実感いただいているところです。さらに、来年春には駅直下バスターミナルが供用開始し、交通結節機能が一層充実する予定です。
 企業の進出もこれまでになく活発化しており、今年度は、これまで16社の企業から進出いただき、多くの雇用を生み出しています。引き続き「にいがた2km」を新潟の活力向上の「成長エンジン」とし、そこで生み出されたエネルギーを市内全域に波及させてまいります。
 また、人口減少時代にあっても本市が躍進していくためには、民間事業者などと連携し本市の活力向上につなげていく必要があります。今年度は、新潟の食文化や古町地区の活性化を目的とした公民連携協定を締結し、民間事業者の皆さまと活力あふれるパートナーシップ型のまちづくりを進めています。

 子ども・子育てについては、就任後から、こども医療費助成の対象を2度拡充したほか、病児病後児保育施設を市内全区で展開しています。今年度は、妊産婦医療費助成の所得制限を撤廃するとともに、産後ケアへの助成や、第3子以降の保育料の軽減制度の拡充を行いました。引き続き、子どもたちが笑顔で健やかに育つ、子どもと子育てにやさしい新潟市を実現してまいります。

 物価高騰については、市民の暮らしや事業者の経営に影響を与えているほか、人口減少の影響もあり、あらゆる分野において人手不足が顕在化しています。そのような状況の中、直面する社会課題に対応し、市民の暮らしを支えてまいります。

 そして、「選ばれる新潟市」を実現するべく、市民の所得を向上させ経済活力にあふれる新潟市、子どもから高齢者まで一人一人が活躍する笑顔あふれる新潟市を築いていけるよう、全力で取り組んでまいります。
 
 
 令和5年11月30日  新潟市長 中原八一

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