新型コロナウイルスに関する警報が発令されました(2020年12月17日)
最終更新日:2020年12月17日
本市の新型コロナウイルス感染症の状況は、他都市と比べ比較的落ち着いた状況が続いていましたが、11月に発生した介護老人保健施設でのクラスターや、今月の高等学校などでの感染拡大により、直近1ヵ月では100名を超え、これまでにない規模となっています。
県内においても感染拡大が継続していることから、12月17日に県は新型コロナウイルスに関する「警報」を発令し、警戒を強めています。本市としても県の呼びかけ期間である12月17日から1月6日までを、感染拡大を抑えるための重要期間と捉えしっかりと対応していきます。
これから人の動きが活発になる年末年始となりますが、市民の皆さまには、感染拡大地域との不要不急の往来を控えることや、忘新年会、初詣を実施する場合は感染防止対策を徹底すること、また、年末年始期間中、普段顔を合わせない人との飲み会などは極力控えることへのご理解とご協力を、どうかよろしくお願いします。
感染拡大を防ぐためには、マスクの着用や手洗い、3密を避けるといった「新しい生活様式」の確実な実践など、私たち一人ひとりの行動にかかっています。また、発熱や咳といった風邪と同じような症状がある場合には、かかりつけ医などに相談、受診してください。自分自身の健康と、周りの大切な人を守るためにもご協力をお願いします。
残念なことに、依然として感染された方やその家族を誹謗中傷するような事象が市内でも起きています。この感染症は誰でもかかる可能性があり、感染者は非難される対象ではなく、守られるべき存在です。市民の皆様には、相手を思いやる気持ちを持ち、人権に配慮した冷静な行動をぜひともお願いします。
新潟市長 中原 八一