感染対策徹底とワクチン接種について（2021年3月19日）

年度末を迎え感染防止対策の徹底を
　新型コロナウイルス感染症の感染拡大により発令された緊急事態宣言は3月21日で解除されますが、政府の専門家組織などからは、宣言の解除による気の緩みによって感染が再拡大（リバウンド）することへの強い懸念が示されているほか、本県でも独自の警報が継続されるなど、社会経済活動への影響が続いていることから引き続き徹底した感染拡大防止対策が求められます。
　これから年度末・年度初めを迎え、歓送迎会や卒業旅行、花見などによる会食の機会が増える時期となります。市民の皆様には、こまめな手洗いや定期的な換気などに加え、普段顔を合わせない人との飲み会・食事会は極力控えることや、歓送迎会等を開催する際には感染防止対策の徹底についてどうかご協力をお願いします。

「新型コロナウイルスワクチン接種」について
　本市にお住まいの６５歳以上の方へ３月１９日から順次「接種券」を送付しています。本市における接種開始時期は、現時点では５月以降を予定していますので接種券が届きましたら、接種を受けるまで大切に保管してください。
　ワクチンの供給量の見込みから、本市にお住いの６５歳以上の方２３万人を、一斉に接種開始することは困難であることから、感染時の重症化リスクを考慮し、原則として「７５歳以上の方」から先行して接種を行います。同じく重症化リスクの高い「６５歳から７４歳までで基礎疾患をお持ちの方」も先行接種の対象とします。
　詳しい情報は３月２８日発行の「市報にいがた臨時号」や市ホームページなどで広く周知を図るほか、３月２８日にコールセンターを開設し、接種方法などのお問合せに対応します。
　接種まで今しばらくお待ちいただきますが、希望される方が滞りなく接種できるよう準備を進めてまいります。

新潟市長　中原　八一