新型コロナワクチン接種後の副反応について

最終更新日:2024年10月23日

接種後の副反応について

注:このページは令和5年度までの新型コロナワクチン接種に関する情報を掲載しています。
令和6年度の接種についてはこちらをご覧ください。

新型コロナワクチンの副反応について

接種後すぐに現れる可能性がある症状

接種後すぐに現れる可能性がある症状
アナフィラキシー
  • 薬や食物が体に入ってから、短時間で起こることがあるアレルギー反応です。
  • じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が、急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックと呼びます。
  • 起こることは極めてまれですが、接種後にもしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、医療機関では適切な体制を整備しています。
血管迷走神経反射
  • ワクチン接種に対する緊張や、強い痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて時に気を失うことがあります。
  • 誰にでも起こる可能性がある体の反応で、通常、横になって休めば自然に回復します。
  • 倒れてケガをしないように、背もたれのある椅子に座って様子をみてください。

主な副反応の症状

接種後の副反応については、次のことが報告されています。

  • 主な副反応は、注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱等があります。また、まれに起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談してください。
  • ごくまれではあるものの、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
  • ごくまれではあるものの、mRNAワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

ワクチンの性質上接種を受けることができない場合や注意が必要な場合があります。接種の注意事項やワクチンの種類などについて詳しくはこちらをご覧ください。

症状が出た時の対応

ワクチン接種後の発熱や痛みに対しては、医師が処方する薬以外にも、市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン等))で対応いただくことができます。また、発熱時には、水分を十分に摂取することをお勧めします。症状が特に重かったり、長引くなどがあれば、医療機関等への受診や相談をご検討ください。

参考資料

新型コロナワクチン接種後の副反応への対応方法(2023年11月)

関連情報

さらに詳しい情報を知りたい
新型コロナワクチンの有効性と安全性について 詳しくは、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。「新型コロナワクチンの有効性・安全性について(厚生労働省ホームページ)」(外部サイト)をご覧ください。
新型コロナワクチンの副反応について 詳しくは、「外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。厚生労働省「新型コロナウイルスワクチンの副反応について」(外部サイト)をご覧ください。

新型コロナワクチンの安全性と副反応についてのQ&A

詳しくは、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。「厚生労働省新型コロナワクチンQ&A」(外部サイト)をご覧ください。

副反応疑い報告

  • ワクチン接種との因果関係が不明な場合も含めて、医師が副反応を疑う事例を国へ報告するものです(予防接種法第12条)。市町村には国から県を経由して報告内容が通知されます。
新潟市での新型コロナワクチンの副反応疑い報告書受付件数(令和6年3月31日現在)
総接種回数 2,917,367回
新潟市に報告のあった副反応疑い報告件数 71件

(1)上記報告のあったうち、病状の程度が重くないもの

40件

(2)上記報告のあったうち、病状の程度が重いもの

31件

(2)の内訳 ※

1.死亡 6件
2.後遺症 3件
3.未回復 3件
4.軽快 10件
5.回復 9件

※ 医師が診断した当時の状況です。

副反応疑い事案発生時の年齢
年代 件数
90代以上 2件
80代 5件
70代 6件
60代 4件
50代 12件
40代 12件
30代 12件
20代 13件
10代以下 5件

これまでに国に対して報告された新型コロナワクチン接種後の副反応が疑われる症例については、下記の厚生労働省HPをご覧ください。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。「新型コロナワクチンの副反応疑い報告について(厚生労働省ホームページ)」(外部サイト)

予防接種健康被害救済制度

一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障がいが残ったりすること)が、極めて稀ではあるものの避けることができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度について詳しくはこちらをご覧ください。

お問い合わせ

新型コロナワクチン接種後の副反応を疑う症状に対する相談・診療体制における相談窓口

厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口
電話番号 0120-469-283
受付時間 平日9時~17時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)
新潟県感染症対策・薬務課内専用電話
電話番号 025-280-5476
受付時間 開庁日の午前9時から正午及び午後1時から4時

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このページの作成担当

保健衛生部 保健所保健管理課

〒950-0914 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号
電話:025-212-8123 FAX:025-246-5672

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