2 保育士の処遇改善について 

最終更新日:2023年9月29日

受付日:令和5年4月 年齢:20歳代

ご意見・ご提案

 保育士をしています。近年、不適切保育やバス事故などで、なにかと風当たりの強い保育士ですが、その仕事内容は大変に責任の重いものであり、今の社会的地位や処遇面は、不当であると感じます。また、子どもとの距離が近いため、さまざまな感染症のリスクも高く、日々が感染症との戦いです。そのように、命を削って仕事をしている保育士の処遇を今一度考えていただきたいと思います。子育て世帯を応援することももちろん大切ですが、保護者の方が働いている間、子どもを保育している保育士の心身の健康も子どもにとって非常に大切だと思います。また、他県や他市町村では保育士に対する手厚い家賃補助があるところもあり、保育士がそちらに流れている事実もあります。ご検討よろしくお願いします。

回答

 保育施設等で働く皆様には、子どもたちの健やかな成長と働く保護者を支えるため、日々ご尽力いただいているとともに、新型コロナウイルス感染症への対応におきましては、皆様の大変なご負担とご協力のおかげで、本市の保育を継続できましたことに、心より感謝を申し上げます。
 いただいたご意見につきましては、本市としても、子どもと子育てにやさしいまちの実現に向け、良好な教育・保育環境の確保に取り組んでいる中、それを現場で支える保育士の皆様の処遇改善がなかなか進んでおらず、保育士不足がより深刻化していると認識しています。
 本市では、こうした現状を踏まえ、国の財源を活用した賃金のベースアップを行うとともに、保育施設等の運営にかかる基準額(公定価格)のさらなる改善を国に求めているところです。
 また、保育士の確保に向けては、本市でも、令和2年度から保育事業者を対象にした保育士の宿舎費用の補助を実施しているほか、令和3年度から保育士を目指す学生を対象にした修学資金の貸付や、潜在保育士への就職準備金の貸付などを行っています。
 引き続き、こうした取り組みを通じて、保育士の皆さまが安心して働くことができ、新潟市で働きたいと思ってもらえるよう努めていきます。

回答日:令和5年4月

担当課:保育課

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