10 こども医療費助成受給者証の電子化に関する要望 

最終更新日:2024年7月26日

受付日:令和6年2月 年齢:10歳代

ご意見・ご提案

 私は学生として、日頃から医療機関を受診する機会があります。その際、新潟市こども医療費助成受給者証が必要とされますが、現在の新潟市こども医療費助成受給者証は紙媒体での発行となっており、持ち運びや保管の面で不便が伴います。
 また、紙媒体の受給者証は紛失や破損のリスクがあり、その度に再発行が必要となる場合があります。
 そこで、以下の点について、強くお願い申し上げます。
 新潟市こども医療費助成受給者証の、以下の方法による電子化を検討していただきたく存じます。
 1.スマホアプリによる受給者証の表示
 2.Apple Pay,Google Pay等のウォレットアプリへの追加
 3.マイナンバーカードとの連携
 電子化により、以下のメリットが期待されます。
 1.持ち運びや紛失の心配がなくなる
 2.医療機関での提示がスムーズになる
 3.市民の利便性向上
 現在多くの医療機関で診察券の電子化が進んでおり、マイナンバーカードも健康保険証として利用することができるようになり、2024年4月からはAndroidスマートフォンに搭載するスマホ用電子証明書搭載サービスに健康保険証としての機能が追加されます。
 しかし、新潟市こども医療費助成受給者証は紙媒体なので結局紙媒体を持ち運びや管理する手間がかかります。こども医療費助成制度は、子育て世帯にとって重要な支援制度です。受給者証の電子化は、制度の利用促進や事務効率化につながるだけでなく、子育て世帯の負担軽減にも大きく貢献すると確信します。

回答

 今般、様々な面でデジタル化の取り組みが進んでいます。
 しかし、こども医療費助成は対象者の年齢の幅が広いことから、例えば小学生の高学年や中学生が児童一人で受診する場合もあり、スマートフォンを所有していないことも考えられます。そのため、スマホアプリによる受給者証の電子化を導入した場合も、紙の受給者証を廃止することは現状では難しく、今の紙媒体の受給者証の経費に加えて、電子化の構築費用及びランニングコストが必要となります。
 一方、マイナンバーカードとの連携については、猶予期間はありますが今年12月に現在の保険証が廃止され、マイナ保険証に統一される予定であり、国において、各自治体のこども医療費助成などの公費負担医療制度とマイナ保険証の連携について、検討や先行実施事業などが進められています。
 マイナ保険証と連携した場合は、保険証1つでこども医療費受給者証を兼ねられるようになり、皆さんの利便性向上につながりますので、今後の国の動きやマイナ保険証の状況などを注視していきます。

回答日:令和6年2月
担当課:こども家庭課

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