にいがた共育通信 令和6年度 第125号
最終更新日:2024年10月22日
- イベント情報「新潟市特別支援教育市民フォーラムの開催について」
- 報告「サマーイングリッシュデイを開催しました」
- 特集「読書バリアフリーを知っていますか~新潟市読書バリアフリー推進計画が策定されました~」
イベント情報
「新潟市特別支援教育市民フォーラム」の開催について
子どもに関わる全ての人を対象にした市民フォーラムを開催します。子どもが自分らしく学び成長するために、まわりの大人に何ができるかを、基調講演や通級指導を受けた本人・保護者・教職員の体験談から学び、笑顔で子どもと関われることを目指します。
日時
令和7年1月18日(土曜)午後1時50分から午後4時5分まで(午後1時20分から受付)
会場
新潟ユニゾンプラザ 多目的ホール(新潟市中央区上所2丁目2番2号)
プログラム
第1部 基調講演「子どもたちが幸せな未来を自ら拓いていく力を高める」
時間:午後1時50分から午後3時まで
演者:高橋 孝雄 氏(小児科医・小児神経科医)
第2部 当事者・保護者の体験談
時間:午後3時10分から午後4時5分まで
演者:通級指導を受け大人になった本人とその保護者、支援学級に在籍していた子どもの保護者
中野 久美 氏(新潟市立黒崎南小学校発達通級指導教室担当)
対象者
未就学児・小学生・中学生・高校生の保護者、学校園教職員、学校運営協議会委員、子どもと関わる方
定員
会場参加:400人(先着順)
オンライン視聴可能(会場参加希望者数が400人に達した後は、オンラインでのご視聴となります。)
その他
参加無料
会場参加は保育あり(定員10人程度、要申込)
申し込み方法
下の二次元コードからお申し込みください。
新潟市特別支援教育市民フォーラムチラシ(PDF:1,204KB)
問い合わせ先
教育委員会特別支援教育課
電話:025-226-3267
報告
「サマーイングリッシュデイ」を開催しました
新潟市では、外国語指導助手(ALT)や仲間と協力しながら、様々な活動を英語で行うことを通して、コミュニケーション能力を伸ばし、言語や文化に対する理解を深めることを目的に、毎年夏休みに外国語によるコミュニケーションや外国語に親しむ機会を設けています。
昨年までは中学生の希望者を対象にしてきましたが、今年は対象に小学5年生、6年生の希望者も加え、令和6年7月30日(火曜)、令和6年8月5日(月曜)に「新潟市サマーイングリッシュデイ」と称して開催しました。
参加した児童生徒の声
- いつもはオンラインで英語の先生と話していますが、今回の活動では実際に英語の先生と会って、日中ずっと英語を話せたので、より英会話力が身に付きました。
- 1年に何回もこのような活動があるとうれしいです。また参加したいです。
- 英語は人とのコミュニケーションを取るためにも必要です。海外に行った時を考えて、英語に深く関わっていくことが大切だと学びました。
問い合わせ先
教育委員会学校支援課
電話:025-226-3261
特集
読書バリアフリーを知っていますか、新潟市読書バリアフリー推進計画が策定されました
読書バリアフリーって何だろう
「視覚障がいや視力の低下により文字が見えない、見にくい」
「障がいや寝たきりで、本を持って読む・本を読む姿勢をとるのが難しい」
「書かれた内容が理解できない、難しい、読むのに時間がかかる」
など本を読むうえで困っていることはありませんか。困りごと(バリア)をとりのぞき、誰もが利用しやすい読書環境を整備することが読書バリアフリーです。
読書バリアフリー法、新潟市読書バリアフリー推進計画について
障がいの有無に関わらず、すべての人が読書に親しむことができる社会を推進するため、令和元年6月に「視覚障害者等の読書環境の整備に関する法律」(通称:読書バリアフリー法)が公布・施行されました。本市では、読書バリアフリー法、および国の計画に基づき、すべての市民が読書に触れ親しむことを目指して令和6年4月に「新潟市読書バリアフリー推進計画」を策定しました。
関連リンク
視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律について(外部サイト)
視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する基本的な計画について(外部サイト)
新潟市の取組
ほんぽーと中央図書館のりんごの棚
りんごの棚
大きい文字の本や、やさしい言葉でわかりやすく書かれている本、さわる絵本など、障がいのある・なしにかかわらず、だれもが楽しめる資料を集めた本棚です。点字付さわる絵本、LLブック、大活字本、布の絵本、障がいを知るための本などがおいてあります。現在、ほんぽーとなど一部の図書館で設置しています。
りんごの棚の由来
すべての子どもに読書の喜びを体験してもらう場所としてスウェーデンの図書館でスタートした取組で、言語障がいのある子どもたちを支援するために作られたこどものおもちゃが由来です。
バリアフリー図書を見ている様子
荻川小学校の教職員研修
8月22日(木曜)に荻川小学校で教職員を対象にした読書バリアフリーについての研修会を開催しました。
はじめに「新潟市読書バリアフリー推進計画」の成り立ちを説明し、読書に困難を抱える子ども達の気持ちを追体験してもらえるよう、眼鏡型キットを用いた実習を行いました。その後、様々なバリアフリー図書や文章の読み上げや文字の拡大・縮小ができる電子書籍を紹介し、感じたことなどについてグループで意見交換を行いました。
研修後の感想では、「見えづらさを体験することで、指導の目安とすることができた」「多くの子にとって助けとなる選択を教えてもらった」「子どもたちが様々な読書機器や資料を知る機会をもつことができたら幸せだなと考えた」などの声が聞かれました。
読書バリアフリー体験会の様子
読書バリアフリー体験会・読書バリアフリー展示
読書バリアフリーについて多くの人に知ってもらうため、10月5日(土曜)に中央図書館で読書バリアフリー体験会を開催しました。眼鏡型キットを使用した文字の見えづらさの体験や音声で読み上げることができる電子書籍の体験などを行いました。
中央図書館エントランスでは10月3日(木曜)から11月5日(火曜)まで、読書バリアフリーの展示を行っています。大活字本や点字図書などのバリアフリー図書の展示、新潟市立図書館のハンディキャップサービスやにいがた市電子図書館の紹介をしています。
新潟市読書バリアフリーの啓発
- 読書バリアフリーについて紹介するサイトを開設しました
- 読書バリアフリーの啓発リーフレットを作成しました
問い合わせ先
教育委員会中央図書館
電話:025-246-7700
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このページの作成担当
〒951-8554 新潟市中央区古町通7番町1010番地(古町ルフル4階)
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