第31期(令和7年度)にいがた市民大学「ラムサール条約都市新潟の水田と潟~環境と共生する湿地の在り方~」

最終更新日:2025年3月25日

このページの情報をエックスでシェアします

このページの情報をラインでシェアします

受講生を募集しています

趣旨

新潟市は2022年11月にわが国で初めてラムサール条約湿地都市として認証されました。新潟市は「水田」という湿地が市の面積の約4割を占めます。同条約では水田を生物多様性にとって大変重要な湿地とみなしています。このことは、ラムサール条約都市新潟にとって水田は、潟と同様に重要な存在であることを意味します。本講座では新潟市の2大湿地要素である「水田」と「潟」をラムサール条約都市として今後どのように位置づければよいのかを学び、考えたいと思います。
講座は、1~3回:「総論」、4~5回:「環境と共生する水田」、6~7回:「潟と保全」、8~10回:「NPOと自治体の取組み」の4部構成とします。
注記:この講座は、前期講座終了後、前期講座の受講者を対象に後期ゼミナールの開催を予定しております。

講座コーディネーター

澤口 晋一 (新潟国際情報大学 教授)

日時

令和7年6月14日から9月20日
全10回
土曜日 午前10時から正午

会場 新潟市生涯学習センター(クロスパルにいがた)
定員

会場受講:100人
オンライン受講:100人
注記:会場受講・オンライン受講ともに、申込多数の場合は新潟市内に在住・在勤・在学の方を優先のうえ、抽選になります。

受講料

10,000円(前期講座分)

  • 18歳以下(2007年4月2日以降生まれ)の方は、無料で受講できます。
  • 29歳以下(1996年4月2日以降生まれ)の学生は、半額(5,000円)で受講できます。
受講料納入について
  • 5月下旬頃に受講決定のお知らせとともに発送する納付書により、お近くの金融機関窓口または郵便局ATM、区役所等でお支払いください。コンビニエンスストアでの納入はできません。
  • 納入いただいた受講料は、原則としてお返しいたしませんのでご了承ください。
申込方法

電話またはインターネットでお申し込みください。

申込締切

令和7年5月9日(金曜)必着
注記:申込締切時点で申込みが定員に達していない場合は、定員に達するまで先着順で受付けます。

オンライン受講について
  • オンライン会議ツール「Zoom」を使用し、当日実施する講義の同時配信(リアルタイム配信)を視聴していただきます。
  • 受講の際に必要となる機材の用意やアプリケーションのダウンロードは、ご自身で行っていただきます。
  • 「Zoom」の利用料は無料ですが、利用時にかかる通信料は受講者のご負担となります。Wi-Fi環境での操作を推奨します。
  • 配付資料は、講義の前日までにメール等を通じてお送りします。にいがた市民大学事務局からのメールが受信できるよう、下記ドメインのメール受信設定をお願いします。「city.niigata.lg.jp」、「mugaika2.mugaika.jp」
見逃し配信について 講義終了後、受講者のみを対象とした「見逃し配信」を予定しています。
問合せ

にいがた市民大学事務局(新潟市生涯学習センター)
電話:025-224-2088

備考
  • 諸事情により、講座を中止または延期、内容及び実施方法を変更する場合があります。
  • お申し込みの際に提供いただいた個人情報は、にいがた市民大学のご連絡のみに使用いたします。

プログラム

ラムサール条約都市新潟の水田と潟プログラム表
月日 テーマ 内容 講師
1 6/14 越後平野の湿地の成り立ち 本講座の趣旨・目的等について説明したのち、越後平野の成り立ちを含めた自然環境や農に関わる市内の特徴的な景観について学びます。 新潟国際情報大学 教授
澤口 晋一
2 6/21 【公開講座】(注釈1)
水と緑・食と農が育む
環境共生社会~人新世の視点から
経済発展で失われた生物多様性をどう取り戻すか?自然と共生する農的世界の視座から、危機に瀕する人類の今と将来を展望します。 NPO法人「環境・持続社会」研究センター 代表理事
國學院大學 客員教授
古沢 広祐
3 6/28

【遠隔講座】(注釈2)
ラムサール条約と地域社会

ラムサール条約登録湿地に、世界、国、地域のレベルから何が期待されるのか、そして、地域社会にとって登録されることがどのような意味をもつのかを学びます。 広島大学大学院 教授 
淺野 敏久
4 7/5 【遠隔講座】(注釈2)
自然と共生する水田
シジュウカラガンの復活と周辺の湿地・水田の保全・再生との関連、特に生物多様性の観点から冬の田んぼに水を張る「ふゆみずたんぼ」について学びます。 日本雁を保護する会 会長
呉地 正行
5 7/26

【遠隔講座】(注釈2)
「ふゆみずたんぼ」による
米作りの実際

宮城県蕪栗沼伸萠(かぶくりぬましんぽう)における「ふゆみずたんぼ」による米作りについての話から、新潟市での可能性について考えます。 NPO法人田んぼ 理事長
舩橋 玲二
6 8/16 越後平野の水系ネットワークと生物相の変遷 潟と水田、河川~海洋の過去から現在に至る環境改変の歴史、動植物相の変遷を概観し、水系の保全と活用のあり方を考えます。 生物多様性保全ネットワーク新潟
井上 信夫
7 8/23

【遠隔講座】(注釈2)
伊豆沼・内沼の保全への取組み

国内2番目のラムサール条約登録湿地である宮城県伊豆沼・内沼での保全について、先端的な取組みを学びます。 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団 研究室長 
嶋田 哲郎
8 9/6

【遠隔講座】(注釈2)
ラムサール条約湿地都市、出水市の取組み

新潟市とならんで国内初の湿地都市認証を受けた鹿児島県出水市の3年間の取組みと今後の展望について学びます。

出水市ツル博物館クレインパークいずみ 館長兼ラムサール推進室長
堀 昌伸

9 9/13 国際湿地都市新潟の取組み(市民・NPOの側から) 国際湿地都市NIIGATAとしてのブランディングをどう進めるのか、新潟市が変わるために何が必要か、市民・NPOの立場から考えます。 NPO法人新潟湿地都市研究所 
理事長 
若尾 明弘
10 9/20 国際湿地都市新潟の取組み(行政の側から) 国際湿地都市NIIGATAの今後について、行政の立場から考えます。 新潟市環境部 職員

注釈1:連続講座受講者以外の方も受講できる講座です。単独で受講することができます。
注釈2:講師は来場せず、遠隔地からリアルタイムでオンライン講義を行います。会場受講の方は、会場スクリーンに投影される講義をご覧いただきます。

ダウンロード

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DC

このページの作成担当

生涯学習センター

〒951-8055 新潟市中央区礎町通3ノ町2086番地(クロスパルにいがた内)
電話:025-224-2088 FAX:025-223-4572

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで