令和6年度 秋葉区の学び 石油と新津 ~煮坪の発見と石油のまち新津~
最終更新日:2024年12月2日
事業は終了しました
概要
今年の秋葉区の学びは、「石油と新津~煮坪の発見と石油のまち新津~」と題して写真や絵図から学びます。
何故、江戸時代初期に加茂在住の真柄仁兵衛が新津の煮坪を発見したのか。何故、新発田藩の許可を得てから、開発、運上金を納めるまでに15年もかかったのか。江戸時代後期から石油業に参入した中野家は、明治初期には不採算に悩まされます。何故、日本の石油王と言われるまでになったのか。本講座のメインテーマ「石油と新津」をお楽しみください。
日時 | 令和6年9月20日(金曜)・27日(金曜)・10月4日(金曜)・11日(金曜) 全4回 |
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会場 | 新津地区公民館 305研修室 |
対象 | 18歳以上(高校生を除く)先着30名程度 |
参加費 | 無料 |
お申込方法 | 電話(平日:午前9時から午後5時) |
お問い合わせ | 新潟市新津地区公民館(電話:0250-22-9666) |
備考 | 持ち物:筆記用具、飲み物 |
プログラム
回 | 開催日 | テーマ | 内容 | 講師 |
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1 | 9月20日(金曜) |
真柄仁兵衛の煮坪の発見 |
越前出身の浪人で加茂在住の真柄仁兵衛が煮壺を発見し、江戸中期まで新発田藩から独占的な販売権を得ますが、後期には採油不足に陥ります。当日の講座で真柄家の活躍を取り上げます。 | 「にいつ町歩きガイド」 |
2 | 9月27日(金曜) |
新津油田の発展と中野家の隆盛と衰退 |
江戸後期、金津の庄屋「坂井家」から採掘権を買い上げますが、明治初期の経営不振から上総掘りの採用により石油事業が隆盛へ向かいます。後に地方財閥と呼ばれるようになり、中野財団の設立など社会貢献にも力を発揮した中野家を紹介します。 | 同上 |
3 | 10月4日(金曜) |
文芸誌に掲載された早蕨の「石油噴油」から見える情景 |
明治43年文芸雑誌「女子文壇」に掲載された柄目木の真柄ヒロの「石油の噴油」から、噴き上げる情景や関わる人たち、町の情景を紹介します。明治後期に新津油田の最大採油量を小口地区で記録し、日本最大の油田となった過程を紹介します。 | 同上 |
4 | 10月11日(金曜) |
新津の製油所 |
江戸初期の原油から水と油を分離する方法から進化する精製の技術の変化、やがて原油採油量の減少、戦争による帝国石油の設立で新津を拠点とした石油業の統合を紹介します。 | 同上 |
江戸時代から昭和にかけて、新津では石油が産業として注目されてきます。採掘や石油を取り巻く情勢を、色々な方面から全4回の講座で検証します。
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